運気を下げる疫病神みたいな人間を追い払う方法

「あの人と関わってから、なぜかうまくいかないことが続いている」
「職場にいるだけで空気が重くなる人がいる」
「会うたびに、なぜか自分だけどっと疲れる」
こうした感覚を覚える相手を、私たちはしばしば「疫病神みたいな人」と表現します。スピリチュアル界隈だけでなく、日常会話でも使われるこの言葉には、古くからの日本人の感覚が凝縮されています。この記事では、疫病神の本来の意味から、そういった人の特徴の見分け方、そして自分の運気を守るための具体的な方法まで、開運の視点から整理していきます。
疫病神とは何か──日本古来の概念を知る
疫病神(やくびょうがみ)とは、世の中に疫病をもたらすとされる悪神のことで、家々のなかに入って人びとを病気にしたり、災いをもたらすと考えられてきた。ここから転じて、「他人に忌み嫌われる人」に対する蔑称として使われることもある。
平安時代には朝廷の行事として、疫病神を都の外へ送り出すための「道饗祭(みちあえのまつり)」が行われ、境に注連縄を張って侵入を防ぐ民俗行事は近年でも各地に残っています。
つまり「疫病神みたいな人」という表現は、単なる悪口ではなく、その人自身というよりも、その人に取り憑いているネガティブなエネルギーが周囲に伝播するという古来からの感覚を反映したものでもあります。
「疫病神みたいな人」の特徴
すべてが当てはまるわけではありませんが、周囲の運気を下げやすい人には共通したパターンがあります。
エネルギー面での特徴
| 特徴 | 具体的な言動 |
|---|---|
| 愚痴・不満が多い | 会うたびに誰かの悪口か自分の不幸話 |
| 被害者意識が強い | 何かあると必ず他人や環境のせいにする |
| ネガティブな言葉を多用する | 「無理」「どうせ」「どうせ私なんて」が口癖 |
| 他人のエネルギーを消耗させる | 会話が終わった後、なぜか疲労感がある |
| 間が悪い | 大事な場面でトラブルを招く行動をとる |
| 粘着質で執念深い | 過去の恨みをいつまでも手放せない |
スピリチュアル的な観点では、不平不満を言い続ける人に疫病神が近づきやすいとも言われています。疫病神は人の悪口が大好きとされており、人の悪口を言う人には疫病神が寄ってくることが多いとされる。不平不満を言う人には不平不満を言いたくなることが続きやすく、それは疫病神が側にいることで物事が上手くいかなくなるからとも言われている。
注意しておきたい視点
一方で、「この人のせいで運が悪くなった」と考えるとき、冷静な視点も大切です。その人自身が悪いというより、単純に相性が悪かっただけのケースや、一時的に何か重いものを引きずっている状態である場合もあります。また、相手から見れば自分の方が疫病神に映っている可能性もゼロではありません。
人を「疫病神」と断定する前に、まず自分のエネルギー状態を確認することも開運の基本です。
疫病神的な人が「なぜか離れられない」理由
実際に運気を下げていると感じていながら、なかなか距離を取れない人も多いものです。
- 情がある(古い付き合い、家族、職場の上司など)
- 断れない性格(NOが言えず、巻き込まれ続ける)
- 共依存(その人を助けることで自己肯定感を得ている)
- 恐れ(離れることで何かが起きるのではという不安)
こうした構造に気づくことが、距離を取る第一歩になります。
物理的・現実的な対処法
最優先:距離を置く
最もシンプルかつ効果的な方法は、物理的に距離を置くことです。「冷たい人間だと思われたくない」「関係を悪化させたくない」という気持ちから無理に付き合いを続けてしまう人もいますが、自分の心身の健康が最優先です。
職場など「逃げられない環境」での対処
毎日顔を合わせなければならない場合は、以下の立ち回りが有効です。
| 対処法 | ポイント |
|---|---|
| 会話を業務連絡のみに絞る | 雑談・プライベートな話に深入りしない |
| 愚痴を「聞き流す」訓練をする | 反応を薄くすることで相手のターゲットから外れる |
| 感情移入しない意識を持つ | 「聞いているが、引き受けていない」状態をつくる |
| 物理的な距離を保つ | 席や動線をできる範囲でずらす |
反応が薄いと、エネルギーを吸い取りやすい相手は自然と別のターゲットに向かうことが多いとされています。
スピリチュアル・開運的な対処法
物理的な距離が難しい場合や、会った後のダメージを減らしたい場合は、スピリチュアル的な浄化・結界の方法が役立ちます。
① 帰宅後すぐに塩風呂で浄化する
塩による浄化は日本独特の文化で、古記事では黄泉の国から戻った神様が海で身を清めたという言い伝えがあり「海水=塩=清め」という観念が根付いている。ネガティブなエネルギーを持つ人と過ごした後は、帰宅したらすぐに入浴し、浴槽に粗塩をひとつかみ入れた塩風呂に浸かると良いとされています。
「不要なエネルギーを流す」という意図を持って入り、お風呂から出る際に「これで清まった」と感じることが大切です。
② 盛り塩で空間を守る
玄関や部屋の四隅に盛り塩を置くことで、ネガティブなエネルギーが入り込みにくい空間をつくることができます。盛り塩には粗塩を使い、汚れたり崩れたりしたら速やかに交換するのが基本です。
玄関の入り口両端に2つ置くと結界の効果があるとされ、ネガティブな運気を寄せ付けないための境界線をつくることができるとされる。
③ 玄関に姿見(全身鏡)を置く
風水では、玄関の横(正面ではなく側面)に全身鏡を置くと、外から持ち帰ったネガティブな影響や因縁を跳ね返す効果があるとされています。人と会った後に気になる場合は、帰宅時に姿見の前に立ち、邪気を払うイメージをするのも有効です。
④ お香・アロマで空間を浄化する
玄関やリビングでお香を焚くことで、空間のエネルギーを清めることができます。浄化作用が高いとされるのはフランキンセンス(乳香)、白檀(サンダルウッド)、セージなどです。疫病神的な人が訪問した後や、自分がダメージを受けて帰宅した後に焚くと効果的とされています。
⑤ 自分の波動を上げる──これが根本的な対策
実はすべての対処法の中で最も根本的なのは、自分自身の波動(エネルギー)を高く保つことです。
よく笑っている明るい人には、霊は憑依しても波長が合わないので居なくなるとも言われている。
これは霊的な話にとどまらず、心理的にも当てはまります。自分が落ち込んでいたり疲弊していたりするとき、ネガティブなエネルギーを持つ人に引き寄せられやすく、影響も受けやすくなります。逆に、自分が充実していて自己肯定感が高いとき、そういった人との縁は自然と薄まっていくことが多いものです。
| 波動を上げる習慣 | 効果 |
|---|---|
| 朝日を浴びる | 気の浄化・前向きな意識の始まり |
| 掃除・換気をする | 空間のよどんだ気を動かす |
| 感謝の言葉を使う | ネガティブな言葉を意識的に減らす |
| 好きなことをする時間を持つ | 自分のエネルギーを自分で補充する |
| パワーストーンや護符を持つ | 自分を守る意識の象徴として活用 |
縁を切ることへの罪悪感を手放す
疫病神的な人から距離を取ることに、罪悪感を覚える人もいます。「見捨てるのではないか」「自分だけ逃げていいのか」という感覚です。
しかし考えてみてください。あなたが消耗し続けることで、その人は本当に救われるでしょうか。自分が整っていないと、人を本当の意味で支えることはできません。飛行機の安全案内にある「まず自分が酸素マスクを付けてから、周囲を助けてください」という原則は、人間関係にも当てはまります。
また、縁を切ることは相手を傷つけることではなく、お互いにとってより良い流れへの転換である場合が多いものです。
まとめ:「追い払う」より「近づかせない自分をつくる」
疫病神みたいな人間を「追い払う」最強の方法は、実は相手に向けた行動よりも、自分自身の状態を整えることです。
塩や結界は、外からの影響を遮断するための道具です。しかし根本的には、あなたの波動が高く、心が満たされていれば、ネガティブなエネルギーは自然と弾かれていきます。
距離を置く・環境を整える・波動を高める。この三つを組み合わせることが、疫病神的な人の影響から自分を守り、運気を本来の流れに戻す最善の方法です。
あなたの運気は、あなたが守るものです。

