マグネシウム入りの入浴剤ので風呂に入る効果

マグネシウム入りの入浴剤ので風呂に入る効果

毎日の入浴時間をもっと健康的に、そしてリラックスできるものにしたいと思いませんか?そんな方に注目されているのが「マグネシウム入りの入浴剤」です。筋肉のこわばりやストレスの緩和、冷えや肌の乾燥など、さまざまな悩みに対してサポート効果が期待されています。本記事では、入浴剤に使われるマグネシウムの種類や、それぞれの違い、効果一覧、副作用の有無、追い焚き時の注意点まで、安心して使うための知識をわかりやすく解説します。

入浴剤に入っているマグネシウムとは

マグネシウムは、人間の体にとって欠かせないミネラルの一つで、体内の酵素反応や筋肉の収縮、神経の伝達などに深く関わっています。入浴剤に含まれるマグネシウムは、皮膚から吸収されることで、筋肉のこわばりを和らげたり、疲労回復やリラックス効果が得られるとされています。体を温めながらミネラル補給ができることから、自然派志向の人や体調管理に気を使う人の間で注目されています。

塩化マグネシウムとにがりの違い

塩化マグネシウムは、海水由来のマグネシウム成分の一つで、日本ではにがりとして知られています。ただし、市販されている「にがり」は、塩化マグネシウムに加えて微量のカルシウムやカリウムなども含んだ混合液です。一方、入浴剤に使われる塩化マグネシウムは、より純度が高く加工されており、皮膚からの吸収性や入浴中の肌へのやさしさに配慮されています。

硫酸マグネシウムと塩化マグネシウムの違い

硫酸マグネシウムは、エプソムソルトとして知られ、欧米では広く使用されている入浴用マグネシウムです。硫酸マグネシウムは海水中の塩分の6.1%と言われています。一方、日本で多く見られるのは塩化マグネシウムです。両者の主な違いは以下の通りです。

項目硫酸マグネシウム(エプソムソルト)塩化マグネシウム
成分構造MgSO₄(硫酸とマグネシウム)MgCl₂(塩素とマグネシウム)
感触サラッとしているややぬめりがある
特徴リラックス、デトックスに人気肌あたりがやさしく保湿効果も期待

どちらも入浴剤として安全ですが、肌の状態や目的によって選ぶとよいでしょう。

おすすめのエプソムソルト

国産のエプソムソルトです。瀬戸内海に面した製塩工場で作られた最高級品を厳選している商品です。着色料や合成香料、防腐剤も無添加で、赤ちゃんや肌がデリケートな人でも使えると明記されています。

また浴槽を痛める成分も入っていないため追い焚きや循環式のお風呂でも使えます。

マグネシウム入り入浴剤で入浴する効果一覧

マグネシウムを含む入浴剤には、以下のような効果が期待されています。

筋肉の緊張緩和・コリの改善

ストレス緩和・副交感神経の活性化

肌の保湿とバリア機能のサポート

冷え性の改善

デトックス効果(発汗促進)

睡眠の質の向上

慢性疲労の回復

特に、日常的にデスクワークやストレスが多い人には、就寝前のマグネシウム入浴が心身のリセットに役立つとされています。

マグネシウムの副作用

マグネシウムは経口摂取の場合、過剰になると下痢などの副作用が出ることがあります。ただし、入浴剤として皮膚から吸収される量は微量であり、健康な人にとって過剰摂取の心配はほとんどありません。

ただし以下のような人は注意が必要です。

腎機能に障害がある人(体内にマグネシウムが蓄積しやすくなるため)

妊娠中や授乳中の方(使用前に医師に相談を)

アレルギーや敏感肌の方(パッチテスト推奨)

体調や肌の状態を見ながら無理のない範囲で使用することが大切です。

マグネシウム入りの入浴剤は追い焚き可能か

塩化マグネシウムや硫酸マグネシウムを含む入浴剤は、金属部品に対して腐食性があるため、追い焚き機能を使う際には注意が必要です。多くの製品には「追い焚き不可」または「追い焚き機能付き浴槽には使用しないでください」といった注意書きがあります。

どうしても追い焚きを使いたい場合は、次のような対応を検討してください。

  • 追い焚きせずに一回の入浴で使い切る
  • 追い焚きOKと明記された製品を選ぶ
  • 入浴後にすぐ浴槽を洗い流し、配管内に残らないようにする

安全に使用するためにも、製品表示や取扱説明書をよく読み、対応状況を確認することが大切です。

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